顎関節症の僕にビックマックは無謀だった。

うつで休職中のアラフォーが未来への葛藤と苦悩をつづる普通の日記です。


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働き方改革その4 分業とは?

こんばんは。

k-byteです。

 

働き方改革、と書くと少々大げさですが、

意外と働き方の根本を見直すきっかけになりそうな話題を一つ。

 

それは「分業」のあり方。

 

「複数の人で仕事を分担して効率よく作業を進めましょう」

 

よく聞く言葉です。

企業ではチームを組んでプロジェクトを進めることはざらだと思います。

学校現場でもよくあることです。

このチームの運営が効率的か否かで

プロジェクトにかかる時間はおろか、質も決まってくるのではないでしょうか?

僕はそう思っています。

 

しかし、この分業について、どうも勘違いをしている人が

少なくとも僕の周りには結構いました。

 

昨日挙げた記事にもあるのですが、

学校というところは、うまくいったことはずっと続けようとします。

なので「引き継ぎ」はすごく大事にされています。

1つの仕事や行事に対して数年分の資料が蓄積され、

毎年出る反省をもとに少しずつマイナーチェンジをして

仕事や行事が遂行されています。

 

よく勉強している教員は反省を分析します。

そうしてどうしたらより良い仕事ができるかを考えます。

そして、リーダーを中心に仕事が回っていきます。

 

が、安全主義な教員は反省よりも「どうやってやったか」を大事にしています。

同じようにやれば今年もうまくいくと思っています。

反省に書かれたことは分析をせず、その通りやろうとします。

そして、「分業」という名の仕事の振り分けを行います。

 

仕事が回るか、仕事を振り分けるか。

ここが大きな違いなんです。

 

仕事が回る場合は、チーム全員が同じゴールをイメージできています。

リーダーはゴールの軌道を微調整するために、

チームに的確な指示が出せます。

これは民間では当たり前にできているのではないでしょうか?

 

一方仕事を振り分ける場合、前例踏襲を合言葉に

「この仕事はあなた、この仕事はあなた・・・」と

やらなきゃいけないことの数だけチームに仕事を与えます。

はっきり言ってそれで9割おしまいです。

学校に多いやり方です。少なくとも僕の周りでは。

なのでリーダーは仕事を振るという役目をしたら

あとは個々人任せな場合が多いです。

相談を受けても「引き継ぎ資料の通りに」が第1に出てきます。

そういうわけにいかない場合は管理職に相談を持ちかけますが、

それも自分の意見を持たずにただ「どうすればいいでしょうか?」です。

 

これでは「分業」という名の個人作業です。

結局個人の負担が大きくなるばかりで効率は悪いです。

最悪な場合、問題解決までも個人作業になります。

 

もちろん教員の全員が全員後者ではなく、

優秀な教員がリーダーになれば、

全体を把握しているので全ての仕事に自分なりの意見を持ち、

チームに的確なアドバイスを出しています。

 

 

ではなぜ教員が作るチームは前例踏襲が多いのか?

 

その原因は多忙。

 

だから悪循環なんですよね。

 

1.やることがいっぱい。

 ↓

2.会議時間が取れない。

 ↓

3.前例踏襲で仕事が進む。

 ↓

4.効率が悪くて余計に忙しくなる。

 

 

教員の仕事をざっと思いつくまま挙げてみます。

・学習指導要領に則った授業をする

・授業の準備(教材教具の用意、プリント作成などなど)

・授業の反省

・成績処理

・掲示物の作成

・保護者配布文書の作成

・校務分掌

・各種会議

・生徒指導

・保護者への応対

・業者への応対

・課外活動(部活動、児童会、生徒会など)

・校内研究の推進

・研修や勉強

・行事準備

など。

 

これ全部を同時期に行うこともしばしばあります。

なので何か1つに対して深く掘り下げる余裕が持てません。

妥協をしない教員は超過勤務をほぼ毎日行っています。

 

よって、前例踏襲でうまくいきそうなことはそうする心理が働きます。

下手なことをやって余計に忙しくなったり、

同僚教員から批判を受けたり保護者からクレームが来たりしたら・・・。

自分で自分の首を絞めることになりかねません。

 

ということで上記1〜4を詳しく書くと

 

1.すでに多くの仕事を抱えたり研修を受けたりする毎日。

 ↓

2.会議時間も限られているので仕事の質を考える余裕もない。

 ↓

3.前例踏襲型の仕事になり、分業も仕事の振り分けで終わる。

 ↓

4.個々人の裁量が拡大し、余計に忙しくなる。相談相手もいない。

 

残念ながらこれが僕の周りの仕事の現実です。

 

そして。

 

一生懸命改革をして素晴らしい仕事をしても、

ぼーっとしても

自分がもらえる給料に差は出ません。

 

教員って、使命感や情熱で成り立ってるとも言えますね。

だから超過勤務も平気で受け入れるんですよ。

 

 

教員の働き方を改革したいなら

やはり仕事の絶対量を減らすべきなんだと思います。

どうしてもやらなきゃいけないことはもちろん学習に関することです。

ここは減らせません。

その他のところで仕事が回る「分業」をしたり

仕事内容を精選したりすることを各教員が頭に置いて

仕事に当たらないといけないと思います。

 

それでは。